マンションの築年数を考えよう(山梨県/スタント・パーソン/49歳/男性)

僕は山梨県に住む49歳のスタント・パーソンです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


中古物件ではだいたい築年数50年とみているケースが多いようです。一戸建てでも、マンションでも、いつまで住めるか決まっているわけではないのでエリアを考えたり、多少年数がたっていても価格が安いのがいい方にはいいかもしれません。やはり新築や築年数が浅い物件は値段が上がるので、中古物件を購入して部屋をリフォームしたとしても安く収まる可能性があります。また、いい立地に建っている築年数の古いマンションなどでも、同じ場所に新築マンションを購入したくても手に入らないので立地を優先する方にはいいかもしれません。ただ気になるのは耐震性です。1981年に耐震基準の大きな見直しがあり、それ以前の建物か、それ以降の建物かで耐震性能が大きく異なります。


その後に耐震補強工事を行っていれば、新耐震基準同様に耐震性能があるので大きな地震がきても倒壊のリスクは低いですし安心です。建物の管理によって寿命が変わりますから、メンテナンスがしっかりされているか、管理組合がしっかり機能しているかなど管理状況はチェックしましょう。新築住宅は一度でも購入された時点で中古となり、数百万円も価格が下がってしまいますし、その後も年数がたてば価値がどんどん下がっていきます。築年数によって下落幅には違いがありますので、そのことを考慮して物件選びをすれば購入後の下落幅が大きくなかったり価格を維持することも可能な場合があります。新築から15年は中古マンションの下落率が高く、その後はある程度安定するようです。