私は香川県に住む67歳のインストラクターです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
新築の住宅やマンションがたくさん建設されていますが、これらの物件は購入をした時点で中古と言うことになり、その価値がどんどん下がっていきます。これは多くの人が知っていることです。また同じ住宅であっても、一戸建て住宅の場合には、この価格に占める土地の価格の割合が高いので、マンションほどは下がらないようになっています。従ってマンションの購入を検討しているときには、少しでもその価格が下がりにくいところを選びたいものです。土地に関しては、そのときの市場の動きによってその相場が上がることもあれば下がることもあります。しかし建物の場合にはこの市場の動きは関係ありません。特に我が国では建物が古くなればなるほどその価値は下がってしまいます。
しかし中古マンションの場合には、同じ中古でもその築年数によって価値が大きく変わってきます。このことをしっかりと理解しておけば、物件を購入した後の価値のが下落があまり大きくなかったり、またその価値を維持することができたりと言うことにつながります。マンションの場合には、新築から15年の間はその価値の下落幅が大きくなっています。そのこともあって、築年数が6年から25年の中古物件の取引件数は非常に多くなっています。しかし築年数が15年を超えると、その価格があまり下がらなくなるので、取引件数も減ってきます。このように築年数によって、その物件の価値は大きく変化すると言うことを、頭に入れておくようにします。