私は埼玉県に住む48歳の調教師です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
新築マンションには手が届かないが、少しくらい古い物件や、既に人が住んだ物件なら抵抗がないという人を中心に、築浅の中古物件も人気を博しています。リフォームやリノベーションで新築同然や個性的なインテリアを求める人も多く、中古物件もまた重要な市場となっています。中古マンションを探す時、まずは築年数を気にすることになると思います。新しければそれほど値段が下がらず、古いとさすがに不安が募って不人気なので、築5年から10年の物件が主要となっています。日本では建築基準法が変わった1982年以降に建設された物件ならば、地震に対してもとりあえずは基準を満たしていると言えますが、間取りも古いこともあってリノベーション目的の人には人気となっています。
築30年だとさすがに古さが気になり、建物自体の性能も心配と言う人には、築10年から20年が値段の上でも現実的となっています。10年以上の物件には大規模修繕が行われているのが通常なので安心という考え方もあります。20年以上の物件にはさらに別の視点で注意が必要です。20数年前と言えばバブル経済のまっただ中で、住むためでなく投資目的や家賃収入目的で、ある意味無計画にたくさんのマンションが建てられた時期でもあります。そのため質のいいマンションの中に、とりあえず建てたと言う物件もたくさん混じっています。物件の質を徹底的に見極める必要があります。住宅ローンを組む場合は、中古では築25年以内という条件もあるのでその点を気にする必要もあります。