僕は埼玉県に住む64歳のクリーニング師です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションの築年数とは、そのマンションが建てられてから現在までに経過した年数の事を言います。例えば2000年に建築された物件は、2014年時点においては築14年の物件という事になります。一般的にマンションは築年数が新しいほど価格が高く、築年数が経過すればするほど価格は低下する傾向があります。これは不動産は消耗品であり、建てられてからの経過年数が長ければ長いほど建物は消耗し、資産価格は目減りすると考えられているからです。これを不動産の減価償却効果と言います。そのため、内装や外装が仮に同じクオリティであっても、建物の築年数次第では価格に差異が生じるケースがあり、建てられてから年数が経過していない物件の方が高価値になるケースが多いです。
従って、マンションを投資目的で購入する場合には、経年による資産価値の低下を勘案した上で物件を購入する必要があります。例えば3000万円で物件を購入し、10年間第三者に貸し出して家賃収入を得たとしても、10年後に3000万円で売れるという保証はありません。そのため、投資目的で購入する際には、得られる家賃収入と、価格低下のバランスを勘案する必要があるのです。他方、住居目的でマンションを購入する場合には、予算が少ない場合は中古物件を狙うのも一案です。先述の通り、内装や外装がほぼ新築同然であっても、建物自体の築年数が古い場合、安く購入できる可能性があるからです。安いコストで、高いクオリティの部屋に住めればマイホーム探しとしては最高なのです。