僕は愛媛県に住む33歳のシステムエンジニアです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
中古マンションを購入する際には間取りや立地条件などの基本的な条件の他に築年数が関わってきますが、年数に応じて価格が変動するのが基本です。築10年程度までの新しい物件は人気が高くその分価格も高くなりますが、年数の経過と共に価格も下がっていきます。築15年程度で価格の下落が落ち着きますが、この頃には中古物件としても魅力も少なくなってきます。また経過年数なりの古さが出てきますので、設備機器やデザインなど新築物件との差が大きくなってしまいます。築15年を超えてくると取引量が極端に減少してしまうため価格の変動が少なくなりますが、新築時の半額程度まで価格が下がるのが一般的です。ですから最近ではリノーベーションを目的に古くても安い物件を求める人が増えていると言えます。
マンションと築年数の関係には、価格だけではなく耐久性や寿命の問題も出てきます。低価格で購入しリノベーションによって新しい居住空間を実現することが可能ですが、その後に何年住み続けられるかがポイントになってくるのです。マンションは鉄筋コンクリート造が多いため寿命も長いのが特徴ですが、極端に古い物件では寿命までの期間が短くなりますし、共有部分に高額な修繕費用が必要になるため、修繕積立金が不足するケースも出てくるのです。中古マンションを購入するには、価格が落ちつく15年から20年程度までの物件が最適だと言えます。リノベーションでお金かけても新築物件を購入するよりも安くなるため、経済的な負担を軽くすることが可能なのです。