マンションの築年数とは(山口県/衛生検査技師/41歳/男性)

僕は山口県に住む41歳の衛生検査技師です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションの築年数とは、マンションが新築された時からの経過年数を言います。賃貸物件を探していると、これが10年から50年ぐらいの巾を持って検索に引っかかって来ます。借りる側としては築年数が短いほど安心で気が休まりますが、長い場合には中に住みついて大丈夫なのかという観念にとらわれ気味ですが、実情は大家さんの方でも、退去者が出ると空き室が出来ないように、又、新しい入居者が住み易いようにリフォームを行ったり、設備機器を新しいものに取り替えたりします。すると入居者の方では外見からは古さを感じることなくフレッシュな気持ちで住み続けることができます。これはリフォームの一種のマジックです。マンションを購入した場合には、規約で定めが無ければ購入者の方でリフォームやリノベーションを行うことも出来ます。


建築基準法で1981年に地震に対する新耐震基準が定められましたので、その年以降に建てられた物件はまず大規模地震が来ても大きな被害は受けないものとされていますので安心できます。それ以前に建てられたマンション物件は、経過年数も大きいので、できたら耐震診断を受けて、強度的に不足する場所には適切な補強を施しておく必要があります。リフォームなど行う場合には役所に届けを出すことになっていますので、そのあたりを尋ねてみるのも安心材料になるかもしれません。古い物件は建築材料も古く、断熱性や気密性に問題がある場合や、防水性能も調査してみる必要もあります。常にメンテナンスに気を配っているところはまず問題はないと思われます。