僕は愛媛県に住む38歳の写譜屋です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
よく物件をみると築年数何年という表示を見かけます。この表示についてはどれだけ前に建てられたものかを表すものですが、実はこれがマンションの購入価格についても大きな影響を及ぼします。分かりやすいように中古タイプで考えてみますと、当然ながらマンションは人に住んでもらうためにあるもので、それがなければ収益がありません。そこで不動産は何とか新しい住民を呼び込むPRとして、築年数の表示についてアピールすることがあります。この意味については、これから契約しようと思っている方にこのマンションはこれぐらい前に建てられました、と相手に認識してもらうためです。人の心理として、いくら好条件の情報が公開されていてもその物件が何年前の物かわからなければやはり不安は捨てきれません。そんな不安を無くすために、この築年数の表示を行っているのです。
もう1つの与える影響として、あまり古い建物だと価格が安くなってしまうからです。これもやはり人の心理条件として、いくら良いマンションでもあまりに古い物件ですと、これもまた懸念材料の一つとなってしまいます。言い換えれば、食べ物の賞味期限に似ていると考えてください。不動産としてはこの賞味期限期間中に何としても物件を売らなければなりません。そのためにあまり築年数がたっていないマンションを中心に紹介しているのです。ですがこれはあくまでも例えなので、あえて築年数の経過している物件を選んで出費を可能な限り抑える、というのも一つの戦略になります。出来るだけ新しい方が良いか別に古くても問題ないかは人それぞれの判断となりますので、どちらが良いかは自分でよく考えて検討してみてください。