マンションの構造と地震対策(熊本県/ビデオジョッキー/45歳/男性)

僕は熊本県に住む45歳のビデオジョッキーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションの建物には、主に2通りの構造があります。柱や梁で建物を支える構造をラーメン構造といいます。もうひとつは、柱や梁ではなく、壁全体でマンション全体を支える壁式構造があります。壁式構造は、地盤がしっかりしている場所で、6階程度以下の建物であれば、十分な強度を保つことができます。また柱や梁が大きく出っ張らない分だけ、部屋も広く感じられる効果があります。シングル女性が選ぶ1LDKや2LDKのマンションには向いている構造の建物です。ラーメン構造の建物の場合、地震に強い柱の帯筋として、スパイラル筋や溶接閉鎖型筋というものがあります。また建物の構造として、耐震構造や免震構造、精震構造というものがあります。


免震構造とは、地震などによる揺れそのものが、直接建物に伝わりにくくする構造のことをいいます。より高度な建築技術を、免震構造の建物は必要とし、免震装置を建物の一部に組み入れることによって、地震の揺れを吸収するという仕組みです。実際に大きな地震がきたとき、免震構造のマンションは、揺れないというのではなく、ゆっくり動くというイメージです。さらに地震の揺れを抑えて、コントロールする制震構造は、20階建て以上の超高層タワーマンションに採用されるケースが多くあります。いずれにしても、震度7に耐え得る構造の耐震等級1や、または鉄筋や鉄骨コンクリートの量を多くした耐震等級2の強耐震構造の物件であれば安心です。