マンションの本当の価格とは(高知県/ダイバー/33歳/男性)

僕は高知県に住む33歳のダイバーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


「マンションを購入する。」と言った場合、人々が思い描くのは、物件そのものの価格ではないでしょうか。確かに物件にはそれぞれに何千万円という価格がついており、それを支払うことで「購入」することが出来ます。これは、購入時に現金で支払う「頭金」(0円でも購入可能な物件もありますが、基本としては物件価格の20%程度用意することになっています。)と、何十年というローン契約を組んで毎月決まった金額を支払う「住宅ローン」から成ります。しかし、実際には、この2種類以外にも、支払うべきお金は多数存在するのです。それは、「購入に関わる諸費用」と、「購入後に必要な維持管理費」に分類されます。では、マンション購入に関わるこれらのお金を詳しく見て行きましょう。


まずは「購入に関わる諸費用」です。これには、申込証拠金・手付金・印紙税・仲介手数料・登記費用・不動産取得税・固定資産税・都市計画税・などの不動産購入取得に関するものから始まり、ローン借入費用(事務手数料・ローン保証料・団体信用生命保険特約料・火災保険料など)と言ったローン契約に関わる費用、修繕積立金・水道負担金・引越し費用・家具購入費用と言ったその他の費用などがあります。これらを全て合わせると、物件価格の2.5~5%程度になると言われています。そして、購入後には、前述の住宅ローンを支払って行くことに加えて、月々の管理費や駐車場代なども必要になります。以上のように、マンションというものはそれだけをポンと購入して終わりではないのです。購入時にも購入後にも物件価格以外のお金が必要になることを熟知した上で購入するようにしましょう。