マンションの所有と固定資産税について(山梨県/審判員/55歳/男性)

僕は山梨県に住む55歳の審判員です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


人生で一番高い買い物になるといわれるのがマイホームの購入です。マイホームの購入にあたっては住宅ローンを利用する人が大半かと思いますが、どの程度の購入金額であれば無理なく返済が可能かを住宅ローンの返済シュミレーションサイトなどを利用して検討している人も多いことでしょう。マンションの場合は住宅ローンのほかに修繕積立費用なども発生するわけですが、ついうっかり忘れてしまいがちなのが固定資産税などの税金の負担についてです。固定資産税というのは、土地や家屋などの不動産対してかかる税金のことです。賃貸住宅に住んでいる場合は自らこうした税金を払うことはないため、意識をすることのない人が大半ではないでしょうか。


固定資産税の税額は購入価格ではなく、土地や家屋の評価額に対してかかることとなります。よって、一般的には同じ面積であっても郊外よりも都心部の方が高くなるということになります。なお、マンションの場合、土地については敷地全体の税額を算出したうえで持ち分に対して按分した額が課せられることとなります。税額については住んでいる地域や面積にも寄って異なるので一概には言えませんが年間で10万円前後は支払うことを認識しておいた方がよいでしょう。このほかにも市街地の場合は都市計画税といった税の負担もあります。また、購入後数年間は税の軽減措置で税額が安くなりますが、その後は高くなるといったこともありますので、購入前に自分でしっかり調べておくとよいでしょう。