マンションの平均耐用年数と概要(山形県/計量士/25歳/男性)

僕は山形県に住む25歳の計量士です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションにおける耐用年数は、物件により異なります。耐用年数とは、簡単に言うと、資産として物件が成り立つまでの年数のことです。それは、あくまで、マンション自体がどれだけもつのかということであり、土地評価額が高ければ、マンション自体に資産価値があるということではありません。耐用できる年数には限りがあります。一般的に耐用年数は、約30年から60年の間だと言われています。建築技術が近代化している現代に建設される物件の耐用年数は、総じて長くなってきています。しかし、年数は様々なことで変わってきます。例えば、地震などへの対策がされている物件でも、地震の揺れ方などによっては、建物の強度を弱める場合もあります。


鉄筋で建設された物件ではなく、木造であれば、鉄筋より強度は弱いです。上記のようなことで、耐用年数は変わります。ですから、平均的な耐用できる年数は目安であることを理解しなければなりません。しかし、耐用できる年数は短くなるだけではなく、長くすることも可能です。改装工事などを行い、建物の強度を高めることによって、年数を長くすることは可能です。但し、不動産などの判断によって改装工事は行われるので、住民自らが勝手に行うことはできないことが多いです。ですから、耐用できる年数の最低年数である約30年を過ぎたあたりから、後何年物件はもつのかを気にする必要があります。上記のように、約30年から60年を耐用できる年数としている為、30年未満の物件はあまり存在しないからです。しかし、入居する時に、不動産などに、物件が何年耐用できるかどうかを一応確認することも重要です。