僕は岐阜県に住む46歳のカラーコーディネーターです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションは集合住宅であるが故に、きちんと区分を明確にしておく必要があります。それが共用部分と専有部分です。マンションを購入した場合には、購入した部屋の内部は専有部分であり、所有者が個人の判断でリフォームや譲渡を行うことが出来ます。それに対して、専有部分以外の建物やその付属部分の事を共用部分といいます。敷地に関しては共用部分に含まれません。共用部分に関しては、個人が好き勝手することができず全体で管理を行うことになります。この二つの区分の違いについては知っている人も多いのですが、どこからどこまでが専有部分であるのかは曖昧である人が多いです。そこで、ここではもう少し、こられの違いについてを説明していきます。
まず、専有部分は部屋の内部が含まれると言いました。これが単純なようで意外とややこしく、まず、ベランダは部屋の内部ではなく、専有部分ではありません。ただ、誰でも自分の部屋のベランダにやってきて、好き勝手できる訳ではなく専有使用権という権利が設定されております。そのために、部屋の所有者が使うことが出来ますが、専有部分ではないために、何でも自由に出来るという訳ではなく、非常時の通路を荷物で塞いだりしてはいけません。部屋の壁などについても問題が出てきます。内部の表面的な部分に関しては、部屋の所有者が自由にできますが、外側の部分はそういう訳にはいきません。この様に意外とややこしいので、リフォームなどをするときには十分に気をつける必要があります。