マンションの地震対策について(秋田県/テクニカルディレクター/49歳/男性)

僕は秋田県に住む49歳のテクニカルディレクターです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションでも、高さ100mを超えるような超高層なマンションであれば地震への対策は万全に行わないといけません。特に日本は、地震の多い国だと言うことは今や誰でも知っている事実ですので、防災意識の高さからも、地震に強い建物に住むということが当たり前のようになっています。ですから、最近の建物は特に地震の際の揺れを軽減すべく、揺れを抑える為の装置をマンション内に設置するなどして対策を行っています。又、耐震性を高める為に、既存のマンションにおいて工事を行うことも増えてきています。装置の設置は、地下にする物件もあれば、20階と21階の間など比較的上部に設置するなど様々です。ですから、一概に上階が揺れやすいということではありません。


近年では、地震に対する保険商品も広まりつつあります。マンションの場合、低層階か高層階かによっても保険内容は異なります。例えば、高層の場合、揺れても水による被害は少ないという仮定から、水に関する補償を基本の商品プランから抜いたりできるということです。しかし、一番は備えをきちんと行うことです。避難先の確保や、高層階であれば、階段で逃げれるように速やかに行動することなどです。設備が良くても、備えを怠ってはいけません。どちらも完璧に仕上げることによってはじめて防災力を向上することになるからです。又、物件によっては物件の中にあるラウンジなどに避難できるようにしていることもあります。まとめとして、常に防災を意識して物件購入をすることを推奨します。