マンションの地震対策について(山梨県/検疫官/72歳/男性)

僕は山梨県に住む72歳の検疫官です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションにお住まいの方や、マンションに住む事を検討されている方で地震の時にどうすべきかといった事を考えられている方は非常に多くおられます。近年、地震の際にどのように対処すべきか、またどのような行動をとるべきかといった事が課題となっており、テレビや新聞で特集が組まれるほど社会問題になっております。これは、大地震が起きる事が予想されているといったこともあり、マンションの運営側も災害への対策が早急に進められる事が求められております。このため、設備への耐震対策として耐震工事が行なわれている物件が多く、万が一の際も倒壊の恐れ、心配がないよう日々工夫が施されております。また非常口の確保も重要で、いかにスムーズに行なえるかが大切です。


地震が起きた際は、入居者が多いマンションほど、パニックになる傾向があり、そのパニックをコントロールできる明確な指示が出せる人が必要になります。この事から運営側には、このような知識や訓練が必要となっており、最優先すべき課題となっております。また住む住民の一人ひとりが災害時にどのような行動をとるべきかを考え、地震に備える事で、減災に繋げれるものとなっています。近年、マンションの耐震強度は法律により強化されており、耐震強度の基準を満たす工事が進められている物件が多いですが、まだまだ進んでいない所もある為、早急に進めていく事が必要となります。そうする事で、住民が安心して暮らせる環境が更に広がっていきます。