マンションの地震対策について(広島県/葬儀屋/39歳/女性)

私は広島県に住む39歳の葬儀屋です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションの地震対策として、構造についての説明と耐震補強工事について説明します。まずは、地震に対する構造について説明します。構造には、耐震と制震と免震があります。耐震は、筋かいを柱・梁の対角線上に補強したり、合板やパネルを使って壁を補強します。制震は、建物内にゴムダンパーやオイルダンパーを取り付けて高階層部分の揺れを少なくします。免震は、土地と建物の間に鋼球又はローラか滑り板と滑り材を置き、地震の振動を、建物に伝えない様にします。耐震は、一番効果が弱くて上の階層に行くほど、揺れが激しくなり建物を補強しますが損傷します。制震は、二番目の弱さで、高階層の揺れを少なくしますが、建物は損傷します。また、家屋内の家具の転倒や落下が共にあります。それに対して、免震では、建物の損傷も少なくて、家屋内の家具の転倒や落下も起こり難くします。


次に耐震補強工事について説明します。工事には、鉄骨ブレス枠付き工法として、柱・梁の骨組み内に鉄骨ブレスを設置します。RC増し打ち柱・梁・壁補強工法として、柱・梁・壁に増し打ちを行います。柱鉄板巻き工法として、柱を覆い中にグラウトモルタルを流し込みます。炭素繊維補強工法として、炭素繊維シートを柱・梁・壁に巻きつけます。SRF工法として、ポリエチレンテレフタレートのベルトを柱・梁・壁に巻きつけて、ポリウレタン製の接着剤で接着します。スラブ補強乾式吹付耐震補強工法として、柱・梁・床に高強度のポリマーセメントモルタルを吹き付けます。耐震スリット工法として、柱・梁と壁の間にスリットを入れます。これらの工法により、耐震補強工事が行われます。