マンションの地震対策について(鹿児島県/動物看護師/47歳/女性)

私は鹿児島県に住む47歳の動物看護師です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションの耐震補強は戸建て住宅に比べ、比較的頑丈に作られています。それはマンションがビルの様な設計である点と、耐震補強しやすい点が挙げられます。マンションで予想される地震被害は、構造上の破損・倒壊や、コンクリートのひびわれ等が考えられます。また高層マンションの場合は、揺れによる長周期連動波や、階数が上の住人は避難に時間がかかると考えられます。そのため何らかの対策が必要となります。新築時なら補強金具を増やしたり、耐震・免震・制震に合わせ、揺れを制限する設備が付けられます。それを付けるだけで、地震の揺れに耐える事ができ、建物自体の耐久性も高まるため、頑丈な建物を作るには有効な手段と考えられます。


既存住宅に地震対策を施工する時は、築年数や建物の構造に合わせて行われます。リフォーム工事となりますが、対策を行うと行わないでは地震時に差が出るため、建物と住人の安全を守るためには急務です。マンションリフォームでは、建物の外側から施工する事が多いです。耐震値が強くなるように、窓ガラス付近を強固に補強したり、室内に耐震壁を増やす事で構造を強くします。不動産会社から物件を選ぶ時は、耐震対策が行われているかも決め手の一つになります。日本はこれから大地震が予測されます。いつどこで起こるか予測不可能であるため、万全の対策が必要です。大切な家族と家を守るには、家を頑丈にする他ないため、今できる最大限の対策が必要です。