マンションの地震対策について(香川県/絵本作家/58歳/女性)

私は香川県に住む58歳の絵本作家です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションでは一戸建てとは異なった特有の地震対策が施されています。非常時にエレベーターが使用できなくなった時のために、非常階段というものが必ず設置されています。これによって高層階に住んでいる場合でも、安心して非難をすることが出来る仕組みになっています。またドアが何らかの理由で開かなくなってしまっても、ベランダに避難口が用意されていますので、そこから脱出することも出来ます。そしてマンションを建設する際には耐震に十分に配慮をしながら立てられますので、万が一の場合でも建物が崩れることはありません。これはマンションの管理団体によって異なりますが、地震などの非常時用に食糧を備蓄しているケースがありますので、そのような場合は災害時でも炊き出しが行えます。


マンションの耐震制度に任せるのもよいですが、住民側で自主的に地震対策を行うことも重要となります。例えば食器棚やタンスなどに飛び出し防止用の措置を行うことが大切です。大きな地震が発生した場合食器棚の食器やタンスなどが倒れてしまい、それによって怪我をしてしまうことがあります。それを予防する意味でも、耐震ジェルマットなどで飛び出し防止を行うことがポイントとなります。また地震が発生すると急に停電してしまうこともありますので、枕元にラジオや懐中電灯などを用意しておくことも良い方法となります。それと同時に、1週間~10日分ぐらいの水や食料も準備をしておくと、万が一という時でも食べ物を確保することが出来ます。このように自分で出来ることは決して難しいことではありませんので、マンションを購入するに至っての予備知識として覚えておくと便利です。