マンションの地震保険に必要な部分とは。(鹿児島県/パタンナー/67歳/男性)

僕は鹿児島県に住む67歳のパタンナーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


日本に住んでいる人なら誰でも、マンションを購入したら、次にやっておくことがあります。それは、日本という国が地震の多い国ということで、それに関する保険というのに入る必要があるということです。それは、つい最近に起こった東日本大地震で起こったことを見ると、その必要性というのを、再度認識しないわけにはいかないはずです。そのため、どのような保険に入ればという事になりますが、その中で、案外、見落とされやすい部分の保険というのがあったりします。それは、そのマンションの管理組合が契約している柱や廊下、そして、玄関などの住んでいる人が共有している部分の保険にあります。これは、万一の場合の生活再建の時に役に立つとこもあって、もしものときの備えということになります。


それに、今の耐震基準では、命の保証まではしてくれるのですが、それ以降のところまでは、自分でなんとかしないといういけないところがあって、その部分について、保険で補う必要があったりします。要は、現行法では、財産までは面倒をみてくれないということなのです。そのために、マンションのばあい、免震構造や制震構造というのがカギになってきます。これには、東日本大地震で、共有部分について、保険に管理組合が入っていたことで、ひび割れた柱や外壁などから、生活に支障をきたしていたが、その保険のために、すっかり補修ができ、生活ができるようになった事例があったことです。マンションをただ単に購入するばかりではなく、先の共有部分の保険に入っているかどうかで、地震後の生活がちゃんと保障されることを確認する意味でも必要です。