僕は千葉県に住む24歳のクレーン運転士です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
地震保険をマンションの方が契約する場合、各所有者が自分で保険契約をするのは、一般的には建物の専有部分と家財となります。管理組合がきちんと運営されている場合には、通常共有部分には火災保険をつけています。地震保険は単独では加入ができず、火災保険に付帯して加入するものなので、マンションが火災保険に加入している場合には、個々で地震保険に入ることができるということです。最近のマンションは、耐震性や免震性に優れていますので、建物自体は大丈夫な場合でも、家具に関しては、固定していないと破損する場合がありますので、気をつけましょう。家財でも、明記物件は保険の補償の対象とはなりません。明記物件の対象である1個あるいは1組の金額が30万円以上の貴金属や美術品などが、これに該当します。
地震保険は、主契約である火災保険の半分しか契約できません。あってはいけませんが万一の際に、損害額全額が補償されるというわけではありません。住宅ローンを組んで初期の頃の、残債が多い人ほど、このリスクは高くなります。マンションでは、専有部分に関しては個々の考えで加入を決めることができますが、共有部分に地震保険を付帯するかどうかについては、自分だけに意思では決められません。仮に、共有部分も加入していたとしても、災害で多大な被害を受けた時には、マンションを建て替えするかどうかは、ご自分の意思だけでは決定できません。ここが、一戸建てと異なる点です。ご自分の住んでいる物件の管理組合などに、保険契約・管理規約がどのようになっているのかについて、確認されることをおすすめします。