僕は山口県に住む55歳の銀行員です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションでの地震というのは低層間と中層階と高層階とでは、その揺れに違いがあります。どのようにその揺れというのが違うのかというと、震度3程度といわれている地震においても、その揺れというのは、かなり住んでいる人によって感じ方が変わってくるのです。この感じ方というのは個人的な相違ではなく、揺れそのものが違うということを言っています。これは、同じ建物に住んでいる人で、その体感の仕方が違うということで、低層階では、一部の家具が倒れる程度で済んでいるのが、中層階・高層階では家具が激しく揺れて移動・転倒したりして、壁にヒビが入ったりするようなことが起こったりします。これほどまでに、マンションというのは、階層によって、揺れ方が違ってきたりします。
それでも、マンションというのは、地震に対して無力なのかというと、そうではなく、それは、新しい耐震技術といわれる建築技法によって、克服されつつあるところでもあります。最新の技術では、免震という技術が用いられることで、地震の力を分散コントロールすることで、建物自体にかかる負荷を分散させて、一転に強い力が集中できないようにさせる構造設計に基く方法で、耐震という言葉と違い、力そのものを全て受けとめて、破壊されないようにする方法とは意味が違う方法でもあります。多くのマンションというのは、基本的に耐震構造で作られているのですが、最新のマンションになればなるほど、このように、免震に対する技術が多く使われているようになっています。