僕は佐賀県に住む63歳のフェローです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションを購入した後に毎月かかるお金。住宅ローンや管理費、駐車場代のほかに何か忘れていませんか。そう、固定資産税です。固定資産税とは、土地やマンションなどの建物、家などの資産を保有しているときに課せられる税金のことです。注意しなければならないのは、住宅ローンは支払年数が決まっており、完済した後は払う必要はないのですが、固定資産税は資産を持ち続ける限り、課税対象になりますので、資産を手放さない限り毎月支払い対象になるのです。固定資産の所有者と認定されるのは毎年1月1日に固定資産の所有者として登録されている人ですので、同年内でその後に手放したとしても課税されるのは1月1日時点での所有者になります。
固定資産税額は課税標準額に標準税率をかけたものになります。課税標準額は購入額より低く設定されることが通常です。また、住宅用地や新築物件では特例によって税額が軽減されるなどの、固定資産税額が安くなる仕組みになっています。特に新築のマンションでは購入から5年間税金が半額になります。忘れてはいけないのが、年間4回に分けて税金を納付しますので、毎月定期的に積立をして支払いができるような仕組みを作っておくことです。マンション購入時には毎月の返済金額のみに目が向きがちですが、管理費や駐車場、修繕積立金などの、諸費用も考慮に入れて、月々の支払いに支障が出ないように包括的に考えてマンションの選択をする必要があります。