僕は福岡県に住む68歳の臨床検査技師です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションの購入を検討されている方は、内覧会で物件を確認したり、地域のインフラや環境を調べたりします。また、頭金やローン返済額について、計算されている方も多いと思います。念願のマンションを手に入れられるのです。しかし、ここで税金についても考えてみましょう。不動産とは、マンションや一戸建て住宅等の土地と家屋を、民法で不動産と規定しています。不動産は、購入時と所有時と売却時に税金が掛るのです。購入時の税金については、良く検討されている事でしょう。住宅ローンは完済すれば全て無くなります。しかし、所有している間は毎年掛る固定資産性については、あまり検討されていないと考えられます。この固定資産税について説明して行きます。
毎年支払う事になる税金は、固定資産税と都市税となります。これらの税金は、課税標準額を元に決まります。この課税標準額は、総務大臣が定めた固定資産評価基準により金額が決定されます。この金額が固定資産管理台帳に、課税標準額として記載されて、基準となります。これは、3年毎に見直される事になりますので、3年間は原則として固定となります。但し、土地価格が減少した時等は、特例措置が取られる事になっています。土地の値段が下がっても、税金が一緒では納得いきませんので、当然の処置となります。また、固定資産税は、その年の1月1日時点で所有者かどうかで判断して、課税されます。固定資産税は標準税率1.4%で、都市計画税は制限課税0.3%を掛けた金額となります。