マンションの固定資産税の支払いについて(岡山県/電車運転士/75歳/男性)

僕は岡山県に住む75歳の電車運転士です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションの固定資産税は購入後毎年一回支払う税ですが、計算方法は土地の場合評価額×1.4%で出された額を支払うことになります。さらに敷地面積の大きさによって軽減措置がうけられます。200平方メートル以下の面積の部分は課税標準額が6分の1軽減され、200平方メートルを超える面積の部分には3分の1の軽減措置がうけられます。マンションの場合居住している方全員で割って持ち分を計算することになります。共有して居住している方が多いほうが割り当て面積も少なくなるため、土地の固定資産税は戸建て住宅の方よりも大幅に安くなります。評価額が3年ごとに見直されますが、新幹線が通るようになるなど好条件がつかない限り、土地の評価額が大幅に変わることはございません。


マンションの場合土地の固定資産税は安くなりますが、建物の税は戸建てよりも高くなります。計算方法は建物の評価額×1.4%で算出されます。建物も軽減措置がうけられます。新築の建物では120平方メートルまでの部分、それ以外の建物は3年間・3階建て以上の耐火構造・準耐火構造の建物は5年間固定資産税が2分の1になります。ただし土地面積の2分の1以上の居住スペースがあることが条件です。マンションは5年間2分の1の軽減措置が受けられることになります。6年目には満額の固定資産税を払わなければならず大幅に建物の税があがることになります。マンションは鉄筋コンクリートでできているため木造の戸建てよりも建物が長持ちするとみなされているため、評価額が戸建てよりも高く設定されています。