マンションの固定資産税の内容や条件(鳥取県/講師/58歳/男性)

僕は鳥取県に住む58歳の講師です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


不動産の購入後には、住宅ローンの返済と合わせて固定資産税というものを払わなければなりません。マンションや一戸建てなどの不動産は購入するとき・所有しているとき・売却するときのそれぞれで税金が発生します。固定資産税は不動産を所有しているときに発生する税金のことです。そのため、住宅ローンは完済すれば支払いの必要はなくなりますが、固定資産税はマンションを所有している限り続くコストになります。またマンションの場合は共用の土地や共用施設部分についても持ち分に応じて税金の負担をする必要が出てきます。この金額は販売担当者に問い合わせると分かります。しかし新築の場合には販売時に確定していないこともあるので、販売担当者に目安を聞いておくことが大切です。


そしてこの税金は物件の所有者に課税されますが、所有者であることの判断は毎年1月1日の時点でなされます。1月1日に固定資産課税台帳に所有者として登録されている人が納税義務者となります。そのため、新築マンションを1月2日以降に購入した場合にはその年の固定資産税は課税されません。また自分で住むための不動産の場合には税金の軽減措置がいくつかあります。固定資産税においても住宅用土地や新築建物などに軽減措置が設けられています。特に新築マンションの場合は税金が5年間も半額になる優遇措置が適応される場合もあるので確認することが大切です。不動産購入の際には住宅ローンのみを気にしてしまいがちです。しかし定期的に支払わなければならない税金のことも考えて家計管理をする必要があります。