マンションの固定資産税について(石川県/運転士/64歳/女性)

私は石川県に住む64歳の運転士です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


土地や不動産を持っていると、持っているだけで固定資産税という税が発生します。一戸建ての場合だけではなく、マンションの場合でも同様です。税額に関しては、市町村税なので、市町村が土地と建物に対して固定資産税評価額を決定して、その値に標準税率1.4%を掛けることによって計算されます。固定資産税は毎年発生する税金であり、毎年1月1日の時点でのその土地や建物の所有者が納税の義務があります。マンションを購入する場合、1月2日以降のタイミングを狙って購入した場合は、その年の税はかからないために、少しでも節税するのであれば、購入のタイミングを考えてみるのも良いでしょう。納税通知書は4月頃に送られてくるので、期日までに一括で支払うか年4回の分納します。


固定資産税は住宅用地の場合は一定の軽減措置があります。また、新築マンションの場合は、さらに建物部分の固定資産税が半額になる措置が新築後5年間あるために、購入したばかりの頃は負担が軽くなりますが、軽減措置が切れたら負担が増えるので、その点は注意しなくてはなりません。さきほど、評価額に税を掛けて計算が行われると説明しましたが、この評価額というのはマンションの購入価格とは異なります。一般的には評価額は購入価格よりも低く設定されております。また、評価額は3年置きに見直しが行われて、建物に関しては築年数が考慮されて評価されます。建物は年月と共に老朽化するので、それに合わせて資産評価額が徐々に下がって、税負担も軽くなっていきます。