僕は大阪府に住む74歳のプロ野球選手です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションの購入後に発生する費用として修繕積立金や管理費、駐車場代はよく考慮されますが、忘れがちなものが固定資産税です。毎年発生するものですので、十分に検討しておかなくてはならないものです。固定資産税はその年1月1日にその不動産の所有者に対して課税されます。つまり年の途中で購入してもその年分は課税されないということになります。なお中古物件であれば、日割りで前所有者との間で精算することが一般的となっています。税金の通知書には様々な金額の明細が記載されています。これらを元に税額が決まっていますが、この土地や建物の金額は購入価額ではなく、役所の決定した課税標準額という金額に1.4%を乗じて算出しています。
マンションの固定資産税は同額の一戸建てよりも高いと言われています。何故ならば固定資産税標準価額は土地については、居住用不動産について土地の評価額を6分の1とする軽減措置があります。木造である程度の面積の土地を所有することになる一戸建てに対して、マンションの建物は鉄筋コンクリート造りであり、敷地は共有にて僅かな面積のみ所有することになります。つまり、同額の物件であっても土地建物の割合はマンションのほうが一戸建てに比較して建物の割合が高くなるのです。また建物は毎年その価値が下がるものとされますが、木造は早く減価するのに対して鉄筋コンクリートはその期間が長くなります。しかし新築であれば一戸建て、マンション問わず5年間は税額が半額となる措置があります。