私は神奈川県に住む62歳の環境デザイナーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションや一戸建てなど土地や建物を買った場合、かならず固定資産税がかかります。固定資産税は物件を所有している限りは払わなくてはなりません。毎年1月1日に所有している者が納税義務者になります。つまり1月1日以降に契約した場合、その年は発生しません。一度決められた税額は3年間変わらず、その後は3年ごとに見直されます。特例として土地については、急な地価下落によって税価格が不相応となった場合に据え置き年度であっても修正できます。固定資産税は不動産の価格×税率1.4%で計算することができます。不動産の価格は、購入した時の価格ではありません。購入して住み始めた時点で、不動産としての価値は下がっています。
固定資産税はいったいいくらになるのか、気になりますね。住宅用地に建てられている場合、課税基準額が特例借置されたり、新築住宅の場合にも軽減されるので、計算上より減額されることが多いです。土地の評価額は、価格の70%を目安にしています。マンションの場合、共用土地や共用施設の部分についても分け合って税額を負担します。マンションによって入居者や施設の規模が違うために、個人で計算するのは難しいです。販売担当の方に目安を尋ねると良いでしょう。新築の場合には販売時には評価額が確定していないこともあります。返済を考える時に住宅ローンがいくらかを中心に考えてしまいがちですが、税金や管理費などもトータルに考えておくと良いでしょう。