マンションの固定資産税について(長崎県/養護教諭/66歳/男性)

僕は長崎県に住む66歳の養護教諭です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションや一戸建て・土地などの不動産を購入した場合、所有している限り払い続けるのが固定資産税です。毎年、1月1日時点での所有者に課税されます。金額は、総務大臣が定めた固定資産評価基準によって決定された課税標準額に税率をかけて計算します。税率は、市町村によって違いがありますが、標準で1.4%です。納税方法は、市町村から送付される納税通知書を使って行います。納期は年に4回あり、4回分の納税通知書がまとめて送付されてきます。一括で納付する事も、4回までなら分けて納付する事も出来ます。住宅用の新築マンションであれば、軽減措置が設けられています。これは、条件や購入時期などの一定要件を満たせば3年から5年に渡って固定資産税が1/2に軽減されます。


また、固定資産税の評価額は3年ごとに見直されます。建物は築年数も考慮されて評価額を算出する為、一般的には、経過年数を重ねるにつれ徐々に納税すべき額も減っていきます。住宅ローンを利用して、マンションを購入する場合、毎月の返済の他に、管理費や駐車場代など他にもかかる費用があります。そして、年に1度ではありますが固定資産税の納税通知書が送付されてきます。納付が遅れると、延滞税が発生します。それでも放置しておけば、給与や住宅の差し押さえになる場合もあります。ローンの返済だけではなく、そうした費用も念頭に入れ、実際には年間でどれくらいの額が必要なのかを確認し、計画的に生活する事が大切です。納税通知書がきてから慌てるような事がないようにする為に、心構えと準備が必要です。