マンションの固定資産税について(大分県/パイロット/20歳/女性)

私は大分県に住む20歳のパイロットです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションの購入を考えたとき、住宅ローンと合わせて固定資産税も頭に入れておかなくてはいけません。マンションにおいても一戸建て住宅などと同様に固定資産税がかかってきます。固定資産税とは、土地や家屋を所有している人に課税される税金のことでマンションの建物にも当然かかってくる税金です。住宅ローンが完済すれば支払う必要がなくなるのに対し、固定資産税はその不動産を所有している限りずっと支払いが続くコストになります。固定資産税を課税される人は、そのマンションを所有している人になります。これは毎年1月1日に所有者であることは判断され、1月1日現在で固定資産課税台帳に所有者として登録されている人が納税義務者となります。


税額は土地にも家屋にも決められた計算方法があり、課税標準額×標準税率となっています。課税標準額とは台帳に記載されているその不動産の価格のことで、そこに税率をかけて計算します。この価格は総務大臣が定めた固定資産評価基準によって決められた金額が課税標準額として登録され、3年間は原則として変わることがありません。つまり評価額とは購入価格のことではなく、基本的には購入価格よりも安い価格になっています。一戸建てよりも評価額が高い傾向にあるのは、一般的に木造でつくられる一戸建てよりもつくりが丈夫でより長持ちすると考えられているためです。評価額が高いということは、もしも手放すことになってもそれだけ高く売れるということで購入の際の1つの目安となるでしょう。