マンションの固定資産税について(鳥取県/エディトリアルデザイナー/28歳/女性)

私は鳥取県に住む28歳のエディトリアルデザイナーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションを購入すると、まず手付金や初期費用などが必要になります。それらのほかに、引越しや新居用の家具、カーテンなどの出費がかかります。マンション購入後に必要なお金として、固定資産税があります。固定資産税とは土地や家屋を所有している人に課税される税金で、仮に住宅ローンを支払い終わったとしても、不動産を所得している限り支払い続けなければいけないお金です。固定資産税は一年に一度請求され、その年の1月1日の時点で不動産を所得しているかどうかで決められます。固定資産税の金額は、所有している土地と家屋の課税標準額によって決まることになっています。課税標準額とは、固定資産課税台帳に登録された不動産価格のことです。


固定資産課税台帳には、総務大臣が定めた固定資産評価基準によって決まる土地と建物の評価額が登録され、3年ごとに見直される仕組みになっています。通常はのこの3年間の間の金額が据え置かれることが多いのですが、例外として土地の下落などがあり、登録額が妥当でないと判断された場合は、価格の修正が出来ることになっています。この評価額は、マンションの購入価格とは同額ではありません。住居用のマンションなどの場合、課税標準額の特例措置が適応されたり、課税標準額が軽減されたりと、購入者の負担が軽くなるような制度になっています。家屋部分については経年とともに課税標準額が低くなりますので、通常は固定資産税の負担が毎年低下していくことになります。