マンションの固定資産税について(香川県/漫画原作者/20歳/男性)

僕は香川県に住む20歳の漫画原作者です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


固定資産税は、一戸建てだけでなくマンションにもかかります。固定資産税とは、所有する土地や建物に課せられる税金のことです。その物件が立地している市町村に納めることが定められています。税率はどこも一律ではなく、土地の価値や建物の状態によって決定されます。土地の価値は路線価という名称で呼ばれています。これは、数年おきに改訂になります。そのため、固定資産税は一律ではなく変動することになります。また、建物の状態が古くなる程税率が安くなっていきます。そのため、新築物件に比べて中古物件の方が固定資産税が安くなると言えます。また、同じ物件に住み続けることで、経年劣化を理由に税額が少なくなっていくことになります。


木造の一戸建てに比べると、鉄筋コンクリート造のマンションの方が建物自体の価値が高くなります。そのため、算出される固定資産税の額が一戸建てよりも高くなってしまいます。一戸建ての場合は、数十年後には減価償却で建物に課せられる税率はほとんど消滅してしまいますが、マンションの場合は建物自体が頑丈なこともあって、税率はそのまま残ります。そのため、いつまでも税金を支払う必要が出てきます。しかし、言い換えればそれだけの価値を秘めているということになりますので、物件売却時には、一戸建てとは比べ物にならない程の高額の価値がつくことになります。いずれの場合が自分にとって得なのかということを考慮して物件選びを行うことが大事です。