マンションの固定資産税について(青森県/テレビプロデューサー/63歳/女性)

私は青森県に住む63歳のテレビプロデューサーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションを購入すると、その翌年から固定資産税が課税されるようになります。固定資産税は、毎年1月1日の時点で不動産を所有している人に対して課税されることになっていますので、購入したその年に税金の支払いを求められるようなことはありません。ただし、中古マンションを購入した場合には、前所有者との間で税額を按分負担するようになるのが普通です。固定資産税の納税通知書が所有者の元へ郵送されてくるのは、毎年4月中旬から5月にかけてのことになります。実際には、届けられた納税通知書を見て初めて自分が所有するマンションの評価額及び税額を知ることができたという人が多いです。しかし、納税義務者は基本的にいつでも自分の持つ不動産の価格等を知ることができるようになっています。


法律で、納税義務者及び借地人や借家人は、自分の資産もしくは借地・借家等の評価額を年間を通じて閲覧できることが定められています。ただし、その具体的な閲覧方法については自治体ごとに違っているのが普通ですので、個別に確認する必要があります。一方、自分とは全く無関係な人が所有している物件の評価額を閲覧することもできるのですが、閲覧することができるのは特定の時期だけに限られています。また、固定資産税課税台帳に登録されている自分の所有不動産の価格に不服がある場合には、不服審査の申し出を行うことができるようになっています。ただし、この審査申し出をすることができる期間についても一定の制限を受けることになっています。