マンションの固定資産税について考える。(高知県/ビデオジョッキー/72歳/男性)

僕は高知県に住む72歳のビデオジョッキーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


固定資産税や都市計画税は、家や土地など不動産の所有者に課税される税金のことです。住宅ローンは完済すれば終了ですが、固定資産税はその土地を所有している限りずっと続くものとなります。住宅購入の際は、住宅ローンの返済と併せて返済プランを立てることをお勧めします。住宅所有者に課税される固定資産税は、毎年1月1日時点の所有者に課税されるため、1月2日以降に購入したならば、その年は課税されないことになります。よって、購入のタイミングを見計らうことで出費を抑えることが可能となるわけです。固定資産税額の計算は、マンションの場合、全ての共有資産を負担している人数で割って一家庭の持ち分を算出することになるので、土地の持ち分が少ない分、一戸建てよりは随分安くなります。


しかしマンションは建物価格の比重が大きいため、建物にかかる税額は一戸建てに比べるとかなり高くなります。また軽減措置は一戸建てが3年間、マンションが5年間でなくなるため、それ以降は税金が高くなります。また、建物に対する減価償却期間が一戸建ては22年間、マンションは47年間と長く、一戸建ては4年目から高くなりますが徐々に安くなります。それに比べるといつまでも高い税金を支払うことになります。マンションにはたくさんのメリットがありますが、税金面だけを見てみると、現時点では一戸建てのほうが経済的であるのかもしれません。購入後の支払いは、住宅ローンだけではありません。固定資産税、都市計画税、管理費、修繕積立金、駐車場料金など様々な支払いが発生します。そのことも視野に入れた返済プランを立て、購入することが大切です。