マンションの固定資産税について考えよう(岩手県/ディーラー/47歳/男性)

僕は岩手県に住む47歳のディーラーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


固定資産税は、マンションの所有者に課税されますが所有者であることを判断するのは、毎年1月1日の時点です。1月1日現在で固定資産課税台帳に所有者として登録されている人が納税義務者となるため、新築マンションを1月2日以降に購入した場合には、その年の固定資産税は課税されません。納税は市町村から送られてくる納税通知書を使って行います。納期は年に4回あり、納税通知書は4回分まとめて届きます。4回の納期に分けて納付することも、一括納付することも可能です。住宅や住宅用地には軽減措置が設けられています。固定資産課税台帳には、総務大臣が定めた固定資産評価基準によって決定された金額が課税標準額として登録されます。


土地と家屋については、3年ごとに価格を見直すことになっていて登録内容に一定の変更があった場合を除き、原則として3年間評価額が据え置かれます。ただし土地については、本来据え置きの年度であっても地価の下落があり、価格を据え置くことが適当でないときは価格の修正ができる特例措置が設けられています。固定資産税評価額は、おなじマンション内では面積に応じて計算されています。日当たりが悪くても、フロアが何階でも関係ありません。中古マンションでも新築でも固定資産税は、その場を所有する限り毎年、微税されるお金です。不動産売買と違って1回だけのことではないので、購入するマンションが長い目でみて割高にならないようにしましょう。