マンションの固定資産税と減税措置について(愛媛県/速記士/40歳/男性)

僕は愛媛県に住む40歳の速記士です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


固定資産税とは、所有する不動産にかかる税金のことです。建物の価値とそれが立地する土地の価値に基づいて計算されることになります。一戸建ての場合には土地も建物も全て所有物となりますが、マンションの土地に関しては各部屋を所有する住人が共同で所有するものとなります。そのため、一戸建てとマンションでは、固定資産税の計算方法が異なってきます。人数で土地にかかる固定資産税を割ってそれぞれが負担することになるのです。マンションの場合、一人一人の土地の持ち分が一戸建てに比べて少なくなることから、その分だけ固定資産税の額も少なくなります。土地に関しては、建物と違って減価償却がないことから、税額にあまり変動がありません。


マンションの建物部分にかかる固定資産税の税額は、1.4%となります。これには減税措置が用意されています。新築の場合には、120平米までの範囲に建つ3階以上の耐火構造の建物に対して、5年間に渡り2分の1の軽減措置がとられることになります。ただし、敷地面積の2分の1以上を建物が占めている物件に限られています。そのため、最初の5年間はかなりの減税措置を受けることができます。ただし、6年目からはその倍のお金が必要になることから、資金計画はしっかり立てておくことが必要になります。また、減価償却によって建物部分の税率が年々少なくなっていく一戸建てに対して、マンションの場合は年数が経過してもあまり変化はみられません。