僕は山梨県に住む41歳の教頭です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションを所有していると、固定資産税というものがかかります。固定資産というのは、マンションや一戸建ての住宅等を指します。こうした資産を所有している人に対して、その固定資産の所在地の市町村が課税をする税金なのです。東京都23区の場合には、市町村に代わり都がその役割を果たします。これは毎年、1月1日時点でこの固定資産を所有している人が対象になりますので、極端に言えば前年の12月31日に手放した場合には固定資産税はかかりません。市町村(場合によっては都)から送られてくる、納税通知書を使って納税することになります。これは一括で納付するか、納期は年に4回あるので4回に分けて納付するかを選ぶことができます。
固定資産税には軽減措置というものが設けられています。これは特定の条件を満たしていた場合、税金が軽減されるというものです。例えば、平成28年3月31日までに新築されたマンションの場合、一定の条件を満たせば5年間の間半額に軽減されるのです。この一定の条件というのは床面積が何平方メートルまでとか、3階建て以上で耐火構造や準耐火構造とか、その他いろいろな条件があるのです。この床面積については、マンションの場合には敷地全体の面積を、居住用住戸の戸数で割った面積で判定されます。税率の上限というのは0.3%です。この上限までの範囲内で、それぞれの市町村によって独自に税率を定めているため、全国一律というわけではありません。