マンションの固定資産税(岡山県/海事代理士/58歳/女性)

私は岡山県に住む58歳の海事代理士です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションを購入した場合にはほぼ必ず法務局で登記を行うことになります。その登記を参考にして住んでいる地域の市町村役場から毎年1月1日に所有している名義の人に対して、固定資産税を納税するようにという納税通知が送られてきます。これは1年間分をまとめて払ってもよいのですが、特に購入後すぐの税額は高いことから、3か月に一回程度の季節ごとで納税をする方が一般的です。また、この税金は原則として徐々に毎年納めないといけない税額は減少していきます。マンションがそれだけ劣化しているという減価償却の考え方に基づくもので、当然ですが課税の根拠となる固定資産評価額も減少しているがために税額が少なくなっていくという考え方になります。


マンションの購入時には分譲マンションの場合は業者側がある程度税金関係の対応も含めて諸手続きを行ってくれるものですが、中には売ったらあとは知らないと言わんばかりに何もしてくれない業者もいます。そのため、固定資産税や不動産取得税の対応を考えないといけない場合があります。こうした税金はある日突然課税されるようになっていますので、その時に備えてある程度の貯蓄を行う必要があります。ただし、不動産取得税については条件を満たしさえすれば税金の軽減申請も行えますので、制度があることぐらいは知っておいても損はないといえます。税金の納税場所は銀行などでも扱っていますが、コンビニエンスストアの場合は地域によって取り扱いをしている地域もあれば、逆にしていない地域もあります。