マンションの内覧会のチェックポイント(山梨県/森林コンサルタント/75歳/男性)

僕は山梨県に住む75歳の森林コンサルタントです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションの内覧会は、購入した物件の完成お披露目とも言うべきものです。未完成の内にモデルルームを見学して購入した人にとっては、マンションに初めて足を踏み入れ、完成した状態を自分の目で確かめることができる機会になります。内覧会は残代金を支払う前に行う、物件チェックの最終関門です。別の言い方をすれば、残代金を支払う前に物件の仕上がり状態をチェックし、この状態で引き渡しを受けることを承認する、ということなのです。そのため、内覧会では心残りの無いよう、しっかりとチェックをすることが肝心です。エントランスや共用廊下など、部屋以外の共用部分は確認ができないことも珍しくありませんが、完成引き渡しまでのスケジュールを考えると、止むを得ないところでもあります。


マンション内覧会当日の代表的な手順は、室内設備の等の説明を受け、室内のチェックを行います。その際、スタッフの同行が無い場合には渡されたチェックシートに、部屋の中に補修すべき指摘事項があった場合にはその内容を記入します。室内チェックの所要時間を30分~60分程度と指定されることがありますが、一部屋ごとに見落としのないよう、丁寧に室内をチェックしましょう。スタッフの同行がある場合も室内の設備などの説明終了後、同様に室内のチェックを進めます。慌てずに冷静な目で見ていくことがポイントです。また、後から家族や、家具カーテンなどの業者が来場して室内に入室する予定がある場合には、受付に前もって知らせておくことで、スムースに入室できるようになります。