私は島根県に住む49歳の養護教諭です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションの内覧会は工事がほぼ終わった段階で、契約者が実物のチェックをするために設けられる日です。購入者が入居前に実際の建物を見て触ることのできる数少ない機会となります。それでしっかりチェックするためには次のようなポイントがあります。内覧会の多くは予約制をとっているので、できるだけ早い時間に予約を入れるようにします。中には照明などの設置が終わっていない状態での内覧会もあるので、明るいうちにじっくり見て回る時間を確保します。さらにできるだけ大勢で見学に行って、手分けしてチェックすればそれぞれのチェックポイントにより多く時間をかけることができます。そうすれば見落としなどを避けることができますし、楽しく見学することもできます。
内覧会は比較的短時間なので、チェックリトをしっかり準備しておきます。チェックシートにどんなことを含めるかについてはネット上に情報があるので参考にすることができます。当日は動きやすい服装で行くことで、押し入れの奥や点検口の内側までしっかりチェックできます。登ったりしゃがんだりと動きが多いので、動きやすい服装は必須です。また巻き尺や曲尺(かねじゃく)、水平器などを用意しておきます。なるべく明るい懐中電灯なども必要です。図面通りの高さなどがあるか、床と壁の仕上がりが垂直になっている家などをみるために必要となります。このように事前準備をしっかりしておくことで内覧会で不具合などを見過ごすことを避けることができるようになります。長く住むことになるものですからしっかり準備して、しっかりチェックするようにしてください。