マンションの内覧会に行くコツとは。(福岡県/浮世絵師/74歳/女性)

私は福岡県に住む74歳の浮世絵師です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションの内覧会は、多くの場合、未完成のうちに行われますので、はじめて行くときは、ドキドキする反面、なにをチェックすればいいか、不安ですよね。公開されているモデルルームを見学して、素敵な間取りやインテリアを見て、住み心地のよさを想像すると、わくわくしてきます。マンションの内覧会では、実際の部屋の仕上がりを見るわけですから、実際に触って確かめてみることができます。内覧会で持参していったほうがいいのは、水平器、巻き尺、角度を計る曲尺(かねじゃく)です。巻き尺は、収納スペースや家具の置き場所を正確に計るために必要なものです。水平器は、床が水平かどうかを計るためのものです。曲尺は、壁と床が直角になっているかどうかを確かめる道具です。


内覧会は、混雑している場合に備えて、早めの時刻を予約しておきましょう。余裕をもって到着するほうが、時間的にも気持ち的にも余裕が生まれ、冷静に部屋をチェックすることができます。また、動きやすい服装で行きましょう。ハイヒールなどでは、見学で疲れてしまって、見るべきところも見逃してしまうかもしれません。それから、チェックシートをあらかじめ作っておくと便利です。要領よく見て回ることができます。チェック項目を見学前にまとめておき、担当者にテキパキと質問できるように、準備しておくとよいと思います。マンションでは、あらかじめ仕様が仕上がっていることが多いため、室内工事の正確さを中心に見て回るほうが賢明です。