私は兵庫県に住む50歳のマッサージ師です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

新築マンションを購入した人にとって、施工が終わりいよいよ部屋が完成したとなれば、そこでの新たな生活のスタートを待ち焦がれるものでしょう。しかし、物件を引き渡される前に、やらなければならないことがあります。それは、部屋の最終チェックで、内覧会というものが開かれます。ここで、完成した部屋を実際に見て、不備や異常がないか調べていくわけです。さて、この内覧会には施工業者や販売会社の人が同行し、説明や質問に回答してくれる場合が多いです。不備が見つかった場合や、わからないことがある場合は積極的に相談し、説明してもらいましょう。時間制限が設定される場合もありますが、大事な作業ですので、納得のいくまで見ることが大切です。

部屋の広さや天井の高さなど、道具を使って計測して図面通り仕上がっているかみていきます。図面と違った場合、それが許容範囲をこえると思ったら直してもらうように伝えることが大切です。床の傷なども目立つ場合などは、しっかり相談してみましょう。床がちゃんと水平になっているかや、設備の動作といった目に見える部分はもちろん、点検口があれば給排水管など、普段は目にしない部分もしっかりチェックしておきたいところです。これらを全て見て回るには時間と労力がかかりますので、事前にチェックすべき点をまとめておき、複数の人で参加し手分けしましょう。また、素人だけでは不安だ、という方は一級建築士のようなプロに同行してもらう手もあります。