マンションの内覧会とは(岩手県/大工/29歳/男性)

僕は岩手県に住む29歳の大工です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションの内覧会という言葉を聞いたことがある人がたくさんいますが、実際にはどのようなことが行われているのでしょうか。内覧会とは、マンションの建築工事が終わったときに、その中を公開して、契約した内容通りに仕上がっているのかどうかと言うことを確認してもらうための場となります。したがってこのときに確認作業を行うのは契約をした人となります。施工会社の人や設計担当者はこの場所には同席しますが、この人達が細かく確認をするということではありません。これはほとんど工事が終わった後の確認作業となるので、確認するところは目に見える部分すべてにおいて行います。基本的には図面通りの間取りになっているかの確認を行います。


図面と照らし合わせた確認の他には、建具などの立て付け具合についてや、内装材に傷がなかったり汚れがないかの確認を行います。このときに何か不具合があったときには、期日を決めて、それまでに修理をしてもらうようにします。そして後日再び内覧会ということを行います。ここでチェックして箇所について、しっかりと直されているかの確認を行うようにします。このように内覧会は入居前のとても大切な作業です。実際に確認作業には2時間から3時間必要になり、体力も使うので、当日は体調を万全に整えて迎えるようにします。確認内容に関しての心構えをしておくことも大切です。内覧会は基本的には予約制となっているので、都合のいい日を選ぶようにします。