マンションの内覧会でチェックするポイント(滋賀県/造形作家/60歳/男性)

僕は滋賀県に住む60歳の造形作家です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


新築マンションというのは建物が完成する前に契約することが多いです。モデルルームなどを見て、販売スタッフの説明を聞いてから購入を決断するわけです。そのため、実際の建物が完成した時には必ず内覧会が催されます。設計通りに造られているかどうかを入居者が確認するための会なので、非常に重要です。たいていチェックシートが用意されていますから、それを見ながら一つ一つチェックしていくわけです。しっかりとチェックするために1人で参加するよりも、2人とか3人とかで見て回る方が確実です。しっかり見て回ると2時間ぐらいかかりますから、リラックスできる服装の方がチェックしやすいです。また窓などは実際に空けてみて、陽当たりや風の通り具合なども確かめてください。


内覧会の時に持って行くべきものは、間取り図の写しは必ず必要です。特にコンセントの位置に間違いがないか確認してください。コンセントの位置がずれると、電化製品が置けなくなる場合があります。デジカメやビデオがあれば修復個所を撮影できるので、修復後のチェックに便利です。メジャーも必需品です。購入予定の家具や電化製品が置けるかどうか、あらかじめ測っておく必要があるからです。キッチンやトイレやバスルームなどでは必ず水を出して、水漏れがないかどうか調べます。換気扇などもスイッチを入れて正常に機能するか確認し、建具なども全て動かしてみることが大切です。内覧会は初めて自分の部屋を見るので気分が高揚しています。第三者を同伴すると客観的な目でチェックすることができます。