マンションの内覧会では(兵庫県/臨床工学技士/22歳/男性)

僕は兵庫県に住む22歳の臨床工学技士です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションの内覧会とは、ほとんど施工が終了した時点で、購入者に住宅を公開し、実物をチェックしてもらうための日です。購入者にとっては、もうすぐ始まる新生活がリアルになって胸躍る楽しいイベントですが、欠陥住宅の問題などもあるので、浮かれていないで、見るべきところはきちんと見るようにしましょう。では、どのような点に注意したら良いのでしょうか。まず1つ目は、なるべく早い時間帯を予約して、出来るだけ大人数で行き、明るいうちにチェックすべき項目を見終えることです。2つ目は、現地で住宅が契約通りに仕上がっているかどうかを確認する「お役立ちグッズ」を持参することです。これには、床の傾きを測る「水平器」や垂直を測る「曲尺」、高さや長さを測る「巻尺」などがあります。


3つ目は、事前の準備をしっかりとすることです。先ほどのグッズもそうですが、チェックシートを用意するのもオススメです。4つ目は、当日は動きやすい服装で行くことです。また、室内を汚さないように軍手などを持って行く配慮があると良いでしょう。5つ目は、設備機器は実際に動かして使用方法と動作確認をすることです。これには、インターホン、浴室乾燥機、ディスポーザー、避難ハッチなどがあります。6つ目は、給排水管などの見えない部分に関しては、開けてもらって確認することです。7つ目は、チェックは手早く、大きな部屋から順番に手分けして行うことです。そして8つ目は、遠慮しないことです。これは時間的にもそうですし、疑問や不安に思ったことは何でも聞く姿勢が大切です。