マンションの内覧会ですべきこと(岡山県/巫女/60歳/男性)

僕は岡山県に住む60歳の巫女です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


既に建っているマンションなら実物の部屋を見ることも出来ますが、新築マンションではようやく内覧会の際に始めて自分の物件を見るということになります。室内の傷などや設備がきちんと動くか良く確認し、問題点が見つかったらその際に全て報告する必要があります。後日問題が分かっても内覧のときに言わなかったから自己負担ということは多々あることです。内覧の1日で見られる範囲は限られているので、大きな目立つ傷や、高額で修理が簡単でない設備を中心に点検することがこつです。特にタワーマンションの高層階だと工事期間に余裕がなくなりがちで、高い階ほど弊害が多くなるという傾向があります。指摘することはこちらの権利なので、臆すること無く伝えるのが秘訣です。


内覧会の際に、基本的な設備の操作の仕方も説明してもらえます。またマンション全体の決まりや禁止事項、例えばベランダでのバーベキューは禁止、石油ストーブは禁止など説明されることも多くあります。購入に至るまで、購入の手続きまでは売る側は出来るだけ物件を良く見せるため、デメリットはなるべく伝えないのが通常です。そのときに初めて知る決まりもあるかもしれませんが、聞かなかったことを自分のミスと考えるべきです。そうならないためにも購入までに疑問点は全て質問することが物件購入の失敗を防ぐこつです。転入までに内覧会で近所の方と顔を合わせる機会もあるかもしれません。そのときに礼儀正しく挨拶をすることを忘れなければ、その後も気持ちよく暮らすことができます。