マンションの共用部分の電気代について(秋田県/証券アナリスト/64歳/女性)

私は秋田県に住む64歳の証券アナリストです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


少々気の早い話かもしれませんが新しくマンション購入を考えている方のためにご説明しますと、マンションの共用部分の電気代は居住者みんなで負担しています。知らなかったという方も多いかと思いますが、みんなが快適に暮らすための共用部分ですから、当たり前といえば当たり前です。ただ単に電力会社との契約を見直す事によって、年間かなり削減出来るという実例も出ていて、電気代の経費節減のための無料診断を行っている会社もあります。電力会社との契約を見直す事の他に、「電子ブレーカー」という機器を使って電力コストを削減するという事も可能です。マンション共用部分の電気料金については、高圧で利用している場合と低圧で利用している場合があります。


9割以上が該当する、低圧で電気を利用している場合は、「電子ブレーカー」を適用出来ます。共用部電気料金には、従量電灯という100ボルトの照明などに利用されるものと、低圧電力という200ボルトのエレベーターや機械式駐車場やポンプ等に使われるものがあります。低圧電気の「基本料金」は「使用料金」より通常高いですが、この基本料金部分を経費節減します。「電子ブレーカー」を導入する事で、年間数十万円の削減実績があります。浮いたお金でマンションの専用庭などの管理にお金を使ったり、共用部分の花壇に季節の花を植えたりすれば、よりみんなが快適に暮らせます。無駄な電気代をかけるより、住民に還元するほうが良いに決まっています。新しくマンション購入を考えている方は、共用部分の節電が可能な事を頭の片隅に置いておいてもらうと、良いかも知れません。