私は長崎県に住む23歳の宇宙飛行士です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションに住む場合、一戸建てとは違い、必ず他の居住者と共用する部分があります。その共用部分としてまず挙げられるのが玄関、エントランスです。マンションのエントランスはその規模が大きいほど重厚な造りになっており、セキュリティ面でもオートロックや防犯カメラ等、しっかりとした設備が整っています。これは外部からの不審な侵入者を防ぐだけでなく、居住者同士のトラブルを軽減する役割を持っています。自分たちの部屋から一歩出たら、そこはほぼ共用の世界となっています。居住者全員が平等に利用できるスペースとなっているのです。だからこそ、自分勝手に自由に扱うことは許されず、そのスペースを乱すような行為をさせないよう見張りを行っているのです。
そのような点で、一戸建ての場合であれば、することのない心配や配慮をしなければならないので、その分自由度は制限されてしまいます。しかし、集合住宅ならではの秩序を保つために必要なことで、それが居住者一人一人にしっかりと身に付いていることが大切なのです。その他の共用部分としては、階段やエレベーターなども重要な部分として挙げられます。そこでは、一緒に使う人たちがいることを意識したマナーの良い使い方をしなければなりません。また、普段はあまり接することのない他の居住者と顔を合わせることもあるので、共用部分を利用して親交を深めることもできます。マンションの共用部分が便利なものになるのか、それとも住みづらくするものになるのかは、居住者本人の意識によって変わってくるのです。