僕は鳥取県に住む51歳のトレーナーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションにはたくさんの人が住んでいます。従って建物すべてが自分だけの物ではないということは誰もが理解していることです。しかしどこまでが自分専用の部分で、どこが他の人と共用する部分なのかをしっかりと理解しておかないと、後で問題に繋がってしまいます。マンションの共用部分とは、マンションの建物の基礎となっている壁や床や天井などの構造部分や、エレベーターや廊下などのことを言います。この共用部分は法律でしっかりと規定が行われています。それは区分所有法という物で、ここでは共有に属する区分所有法11条と表現されています。しかしこれは特別に応じた観念的な所有権のことをいい、基本的に個人がある物について所有権を有するときと同じように、決められた部分について自由にしても良いということではありません。
共有部分とは、マンションに住んでいる区分所有者全員が、その使い方に従って利用すると言うことが許されているのです。またこの使い方は共有部分の性質上決定されることになっていますが、管理に関する事柄については、話し合いで決めると言うことになっています。マンションには管理組合という物があります。この管理組合が行っている集会で決められるようになっているのです。実際にはどのような部分が共有部分になるのかというと、エントランスや共用の廊下、屋上などになります。エレベーターや電気設備や給排水などもここに含まれます。これから入居しようと検討している人は、このように共用部分と専用部分があるということをしっかりと理解しておくようにします。