私は大分県に住む34歳の歌手です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

マンションの共用部分とは簡単にいうと所有権が自分にない部分のことです。専有部分はコンクリートなどで囲まれた空間のことでコンクリートの表面までは専有部分です。ところがコンクリート部分のそのものは共有部分です。共有部分というのはエントランスやエレベーターや廊下や屋上などの専有部分以外の建物の部分のことを言います。給排水などの共同設備も共有部分です。専用庭の部分は専有部分ではないそうです。これは特定の居住者が専用に使うことができる庭という位置づけになっているので専有部分という枠には入らないのです。ベランダやバルコニーなども同様です。共用部分と専有部分は意外と知らないことが多いので、意外に思うことも多いのではないでしょうか。

また、先ほどの説明で空間を囲むコンクリートの表面は専有部分だけれどコンクリートのそのものは共有部分といいました。そのため、勝手に壁に穴をあけたりすることは禁止されています。壁をくりぬいてドアを作ったりすることもできないのです。この共有部分はマンション全体を支える構造上必要な共有部分なので勝手に改造したりすると建物に悪影響が出る可能性があるため行ってはいけないことなのです。それに玄関扉も共有部分です。扉の色を塗り替えしてマンションの景観を乱すことも禁止されていますし、扉自体、交換することはできません。マイホームのマンションですが、意外に思うようなところも共用部分としてあると感じるかもしれません。ところが、これらはマンションの景観や構造上の安全性のため必要なルールのようなものなので注意する必要があります。