私は青森県に住む41歳のチェリストです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

マンションは集合住宅のため、共用部分と言われるスペースがいくつかあります。この共用部分を許可なく使用したり、私物を置いたりすると、マンションの管理規約違反となります。マンションを正しく使うには、共用部分と専有部分とをしっかりと見分けることが必要です。専有部分とは、自分に所有権がある場所の事を言います。具体的に言うと、自分や家族の住んでいる居住部分で、壁や天井に囲まれた部屋のあるスペースのことを言います。それに対して共用部分は、ホールやエントランスや屋上、庭、共用廊下、エレベーターなどの共用設備のことを指します。意外かもしれませんが、ベランダやバルコニー、一階の専用庭などは共用の扱いになるのです。

自分の住んでいるマンションのベランダなどは、全区分所有者の合意のうえで、特定の移住者が使用する権利を認められている、という内容になっているのです。普通はベランダやバルコニーに洗濯物を干す人が多いので、洗濯物などはルール違反にならないのですが、物置を置いたり、タイルを敷いたり、テーブルを置いたりするのは規約違反になる場合があります。景観を損ねる、という理由でベランダに洗濯物や布団を干さないように記載してあるマンション規約もあるので、しっかりと確認しておくことが必要です。また、窓やサッシ、玄関ドアも実は共用部分に当たります。勝手に付け替えたり、デザインを変更することはできませんので、注意が必要です。